サイト購入失敗事例

実際にサイト売買で失敗した事例やよくあるトラブル16個。注意すべき点など

こんな方に読んでほしい!

  • 初めてサイト買収を考えてる人
  • サイト買収で失敗したことがある人
  • これからサイト売却を考えてる人
  • サイト売買の知識がなく、不安な人

サイトキャッチャーの藤本です。

初めてのサイト売買。売るにしても買うにしても、失敗はしたくないですよね。

今回はサイトを売るとき・買うとき、失敗しないためにはどんなことに気をつけるべきか

私が実際に体験した事例を紹介します。また、後半ではよくある失敗例も紹介しますので、あなたのサイト売買の交渉に役立ててください。

私がサイト買収で失敗した話

私がサイト買収で失敗した話

※この話はサイトキャッチャーでの買収案件ではございませんのでご安心ください。

私はサイトキャッチャーの業務に携わる以前よりメディア運営事業をしており、過去に知人を通してサイトを買収した経験もあります。

どんなサイトを買収したか

  • ジャンル:トレンドブログ
  • 売上:月1〜2万円
  • ドメインランク:13程度(中古ドメイン)
  • 運営歴:1年
  • 記事数:50記事くらい

※ジャンルはサイトを特定されないよう、トレンドブログと仮でつけています。

サイト設計がしっかりしていて、ドメインランクもそこそこあったので、これから伸びそうなサイトだと思いました。アフィリエイト単価が1万円と高かったので、数ヶ月で回収できるだろうと、このサイトを15万円で購入。こうした売上の低いサイトは1年回収というより、テコ入れに集中して5万円くらいの売上に伸びればあっという間に回収ができます(アフィリエイトの単価が高い場合)。

売主さんもとても気さくてコミュニケーションがしっかり取れる方で、スムーズに譲渡手続きを進めることができました。ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の引き継ぎも終え、無事そのサイトは私の元に。

買収後何が起こったか

買収してから数日は、他のサイトはほぼ放置で買収したサイトの更新に集中しました。多少古い情報もあったので、リライトをしたり、画像を差し替えたり。

(この辺もサイトによってはかなり大変な作業になる可能性があるので、買収前にチェックしておいたほうがいいです。)

PVも徐々に右肩上がりになってきたかな…と思った矢先の出来事でした。

毎朝のチェックで、サーチコンソールを開くと

「手動による対策:1件の問題を検出しました」

初めて見る通知に私は戸惑い、その詳細を開くと

なんと、買収したばかりのサイトが「価値のない質の低いコンテンツ」として、Googleより手動ペナルティを受けてしまいました。しかも、「すべてのページに影響があります」と。

これには私も「終わった」と思いました。手動ペナルティを受けたあとの対策は何かないかとその後グーグルで調べたり、知人から情報を聞いたりしましたが、結論としては「手動ペナルティを受けたらほぼ終了」という答えでした。

こうしたペナルティの厄介なところは、はっきりとした原因を教えてくれないことです。まあサイトの作りを見る限り、アフィリエイトを多く貼りすぎていたのかな…という結論にいたりました。

ペナルティを受けるとどうなる?

Googleからペナルティを受けたページは順位がガクッと落ちます。また、修正せずに放置しておくとインデックスもされなくなり、サイト自体だめになってしまう恐れがあります。

 

ペナルティ後のサイトはどうしたか

ペナルティを受けたあとの対策としては「修正して再審査」という方法がありますが、ネットで調べる限りではかなりハードルが高く、手動ペナルティから復活するのは極めて困難であるという意見が多かったです。

とは言え、何もしないで15万円捨てるわけにもいかないので、新たにドメインを取得し、サイトの引っ越しを試みました。

ここで注意すべきは「リダイレクトはリダイレクト元の評価を引き継ぐ」ということです。

ペナルティを受けた悪い評価も引き継いでしまってはドメインを変える意味がないので、リダイレクトはせずに元のサイトは記事をすべて非公開にし、新しいドメインに複製しました。当然、キーワード順位などの評価も一からのスタートです。

結論、サイトのアクセスが戻ることはありませんでした。

さすがに1から作り直す時間と労力はかけられないので、15万円で購入したサイトはほんの数日でダメにしてしまいました。

この失敗は避けられたか?

このペナルティを受けたのはGoogleアルゴリズムの大型アップデートのタイミングでした。年々、Googleの検索順位付けのアルゴリズムは厳しくなっていて、スパムサイトや低品質なサイト、ドメインランクを意図的に上げているサイトなどはどんどん排除されるようになってきています。

私が買収したサイトは、サイト構造はよくできていましたし、記事ひとつひとつも丁寧に作り込まれていました。しかし今思い返せば、すべての記事にアフィリエイトリンクが貼ってあり、集客記事とCV記事に分けられていなかったなあと。

サイト購入時のポイント

サイトの構成として、すべての記事にアフィリエイトリンクが貼ってあるサイトはGoogleからペナルティを受ける可能性があります。ユーザー(読者)をサイトに集客する記事と、その集客記事から商品購入へ促すCV記事を使い分けてあるサイトを購入することをお勧めします。

その頃まだSEOの知識も経験も浅はかだった私は、ただ記事が良さそうという印象で勢いでサイト購入してしまいました。

今であれば同じ過ちは繰り返さず、失敗は避けられたかと思います。

とは言え、上記を守っていればサイト買収は必ず成功するというわけではありません。

それでは続いて、サイト売買でおこる可能性のある失敗例をご紹介していきます。

よくある失敗例と注意すべき点10個【サイト買収時】

よくある失敗例と注意すべき点10個【サイト買収時】

サイト買収時の失敗例をあげていきます。多くは交渉段階で防げます。ぜひサイト売買の参考にしてみてください。

1.PVや売上が実際と異なった

譲渡後にアクセスや売上が全然言われた数字と違ったというケース。サイトを高く売りたいために、数字を盛る売主もいます。しかし、交渉時にしっかりと実際のPVと売上を確認することでこのような失敗は防げます。

PVの確認は、アナリティクスのキャプチャや一時的な共有。できればサーチコンソールも確認したほうがよいです。

売上はASPの報酬発生の管理画面のキャプチャを送ってもらうか、できるなら振り込み履歴などの画像を送ってもらいましょう。

見せられない部分はモザイクや塗りつぶしで対応してもらえば、何も問題ありません。

 

2.アフィリエイトの引き継ぎができなかった

ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の引き継ぎができるかどうか確認しましょう。また、特別単価で提携している場合、その引き継ぎができないと買収後の売上に大きく影響します。

購入しようとしているサイトがアフィリエイト報酬がメインのサイトなら

  • どこのASPを使っているのか
  • 商品単価はいくらか。特別単価の提携はある?
  • 引き継ぎ可能か

上記をしっかり確認しましょう。

3.アフィリエイト案件が停止してしまった

購入後にアフィリエイト案件が急に停止してしまい、報酬が得られなくなってしまったというケース。広告主の都合で急に掲載がなくなることもありますが、掲載停止を告知する場合も多くあります。

取り扱ってる案件によっては、掲載停止にならないか、リスクを確認したほうが良いです。

4.アフィリエイトリンクの張り替え作業が膨大な量だった

ASPのアカウントごと名義変更で引き続き使用できるのであれば何も問題はないのですが、名義変更できない場合や、自身で提携しているものに張り替える場合、記事の作られ方によっては、すべて手作業でリンクを張り替えなければいけません。

ページ数が多いサイトは特に注意が必要です。

リンクは直接貼っているのか?それともショートコードやテンプレートなどで管理しているのか?

交渉時に確認したほうが無難です。張り替え作業が膨大で時間かかるようなら、その分を価格交渉する、という手段もあります。

Pretty Links」というオリジナルリンクを作成できるプラグインで管理されていると、張り替えが非常に楽です。

 

5.アドセンスの審査が通らない

アドセンスの審査がなかなか通らない…または失敗してしまうケース。これは運営歴が長ければ長いほど、起こりうる可能性のあるトラブルです。

過去に審査を出したときは、コンテンツもしっかりしていてアドセンスに通過したが、その後記事数が増えたことにより、何かしらの低品質コンテンツが原因でアドセンスに通過しないというトラブルも。

アフィリエイトではなくアドセンスが収益のメインのサイトである場合は、売上に大きく影響します。

しかしこればかりは実際に審査を通してみないとわかりません。アドセンスの売上が大きい場合は、契約時に審査通過を譲渡成立の条件とする旨を記載する手段もあります。

ただ、これについては売主のリスクも多少増えるので、改めて価格交渉が必要になるか、他の人に売りますと言われてしまうかもしれません。

 

6.コストが意外と多くかかってしまった

個人ブログなどでよくあるケース。売主自ら執筆している場合は、外注費や人件費を含めない場合がよくあります。

買収後、思ってた以上に外注費がかかってしまったり、慣れない作業が多く時間が想像以上にかかってしまったりということもあります。

作業時間や作業内容などは、交渉時にしっかり確認しましょう。

 

7.在庫の質が悪かった

ECサイトなどでトラブルになるケース。在庫付きで譲渡の場合は、在庫の写真を送ってもらったり、直接見せてもらったりなどして、在庫に問題がないか確認しましょう。

購入後に、商品が壊れていた、汚れていた、使い物にならないものが多かったなどのトラブルにならないようにしましょう。

 

8.買収後、売主が同じようなサイトを運営していた

M&Aにおいて必ず確認しておかなければならない事項の一つが「競業避止義務」です。

売主は、事業を売却したあと一定期間は、類似サイトを運営してはいけないというきまりが、会社法で定められています。

実際に過去、ロリータファッションのECサイトでトラブルになり、争った事例もあります(サイトキャッチャー内でのトラブルではありません。)

売主が他にもサイトを運営しているようであれば、どんなサイトを運営しているのか?事業の確認などはしっかりしておきましょう。「他のサイトについては言えません」などと、拒否された場合は、買収を断る決断も必要です。

 

■関連:競業避止義務についてはこちらの記事でも説明しています。

【初心者向け】サイト売買とは?サイトキャッチャーでの売却・買収の流れや使い方について

 

9.譲渡前にお金を振り込んで、逃げられてしまった

譲渡手続きを早く進めようと、売主から振り込みをせかされ、お金を振り込んだあとに逃げられてしまったケース。

契約書を交わしていれば、まだなんとかなりそうですが、契約前にお金を振り込んでしまうと、悪質な詐欺の被害にあう場合もあります。

対策として

  • 振り込みは契約後もしくは譲渡完了後にする
  • 譲渡物の一部を受け取り、入金→残りを受け取る
  • 仲介業者のエスクローサービスを利用する

上記いずれかの方法をとってください。最後のエスクローサービスについては、サイトキャッチャーにもございます。

エスクローサービスとは

買い手・売り手の間で入金トラブルがないよう、一旦サイトキャッチャーのエスクロー口座に預託金として預かり、譲渡完了後に、弊社より売り手様へ譲渡金をお振り込みする。というサービスです。サイト売買の多くは、エスクローサービスを利用して行われます。

サイトキャッチャーのエスクローサービスは、成約時の利用手数料に含まれております。別途費用が発生することはありませんので、利用することを推奨しております。

 

10.買収後、著作権侵害や肖像権の問題で訴えられた

年々、著作権侵害や肖像権侵害の問題も厳しくなってきています。買収したサイトを運営していたら、いきなり身に覚えのない損害賠償の通知が来た…という事例もあります。

ページ数の多いサイトでは全てをチェックするのは困難です。

対策としては、譲渡前の記事が原因でトラブルが起こった際には、売主が責任を負うという旨を契約書に記載するのが無難です。

しかしこれも、売主にとっては悪い条件になるので、交渉が破談する可能性もあるということは念頭においておきましょう。

芸能人や著名人などの画像を多く使用しているサイトや、ネタバレサイト、人物の画像を多く使用しているサイトは気をつけましょう。

11.売り手と連絡が取れなくなった

サイトを購入した後、いくつか質問があった際に売り手に連絡しても全然返事が来ない…メールを送ったらエラーメールが返ってきてしまい、売り手と音信不通になってしまった!ということもあります。

売り手としては売却したらどうしても気持ちが離れてしまうものです。お金も受け取っていればなおさらでしょう。

何かあった時に連絡が取れないと困るという人は、契約時にサポート期間を設けることをおすすめします。サイトのジャンルや業務内容にもよりますが、最低でも1ヶ月あれば問題ないと思います。サポート期間で値上げさせられそうになったら、「何かあった時のために連絡が取れるようにしておきたいだけ」という旨を伝え、売り手に負担がかからないことを示すといいかもしれません。

 

よくある失敗例と注意すべき点5つ【サイト売却時】

よくある失敗例と注意すべき点5つ【サイト売却時】

1.相場より安く売ってしまった

売却したあとすぐ、同じサイトが高値で掲載されていた。というケースもあります。これについては、売主の勉強不足というしかありません。サイトの売却価格設定は一概にこの金額という決まりはありませんが、昨今の相場だと1年回収が目安です。質のいい案件や将来性がある案件は、2年回収で取引される場合も少なくありません。

サイトキャッチャーでは、売却価格の適正がわからないときのためにクイック査定というサービスを設けております。ご自身のサイトがいくらで売れるのか?知りたい方は、お気軽にクイック査定へお申し込みください。

 

2.買い手から競業避止違反で訴えられた

買い手の項目でも説明しましたが、サイト売買では競業避止義務という法律があります。「知らなかった」ではすまされない問題になりますので、サイト売却する最には、類似サイトを他にも運営している場合は、買い手にその旨を伝えましょう。

競業避止義務については、契約書に盛り込むことで、条件が軽くなったり、なくすこともできます。

 

3.譲渡後のアフターフォロー・サポートが大変

譲渡後に毎日のようにサポートの問い合わせが来るようになり、コンサル以上に大変な思いをした…というケースもあります。サポート期間については1ヶ月〜場合によっては3ヶ月、半年以上設定することもあるでしょう。

サポート内容については、どの程度までサポートするのか?を交渉時にしっかり確認しておいたほうがいいでしょう。買い手のスキルがどれほどなのか、SEOの知識はある?Wordpressは使える?などや、商談の際に必要以上に細かい質問が多いか、態度・姿勢はどうかという、人間性の部分も見ておいたほうが後悔することも減るでしょう。

 

4.売却後に色々クレームを言われた

先ほどのサポートの部分と類似しますが、売却後に細かいクレームを入れてくる買い手もいます。具体例としては、「サイトの画像が重たいからすべて軽くしてほしい」「記事の質が悪いからリライトしてほしい」などを無償で要求してくるクレーマーもいます。

交渉のやりとりだけではその人の人間性すべてを知ることはできません。これについても、サポートの際限などを契約書に明記することで、大きなトラブルを防ぐことができます。

 

5.サイトの情報だけ取られて、お金が振り込まれなかった

wordpressのログイン情報やサーバー・ドメインの情報など、譲渡に必要な情報を先に送ってしまい、そのまま逃げられてしまった…

ということにならいないように、契約前・入金前の譲渡は絶対にしないでください。

買い手の項目でも説明しましたが、こうしたトラブルを避けるために「エスクローサービス」があります。仲介業者を通して売買を行う際は、エスクローサービスを利用することをおすすめします。

 

サイト売買で失敗しないようにするために大事なこと

これまでの例を見てもわかるように、サイト売買では主に買い手にリスクが大きくあります。サイトを購入したいと思った場合は、商談の際にしっかりヒアリングをして、トラブルが起きないようにしましょう。

特に収益エビデンスの確認やアフィリエイトの引き継ぎなどは売上に直接大きく関わってきます。買ったはいいけど全く収益が伸びなかった…ということにならないよう、入念なチェックは必要です。また、購入後に何かあった時のために、必ず売り手とは連絡を取れるようにしておきましょう。

また売り手側も、売って終わりではありません。売ったあとに「買い手から訴えられた」「一から教えなければいけないハメになった」といったトラブルが起きないよう、打ち合わせや契約の確認などはしっかりとするべきです。

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藤本信也

サイトキャッチャーサイト査定師/サイトM&Aコンサルタント 1000件超のサイト査定実績を持つサイトM&Aのプロフェッショナル。また複数メディアの運営実績があり、サイトM&Aで売主・買主に寄り添ったご提案をいたします。

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