アップラボ 福間さんインタビュー

当社は事業を開始してから多くの方にご支援いただき、比較的短期間でサービスが軌道に乗りました。

しかし、新規問い合わせに対応するために必要な社内のキャパシティを上回ってしまい、新規問い合わせに対応することができなくなってしまいました。

求人広告を出して人員確保を試みましたが、良い人材を見つけることができず、新規問い合わせに対して遅れが生じていたため、事業を成長させてくれる会社に引き継ぎたいという思いから売却を決定しました。

事業そのものだけでなく、事業への想いを継承してくれる譲受企業を探していました。

そして事業の規模などから1人や2人で運営している企業では、譲渡後に対応しきれないと考えていたため、譲渡先をしっかりと選定するために、相談しながら進められる仲介プランを選びました。

また、サイトキャッチャーさんに依頼することで、特定の譲受企業に依頼するよりも多くの譲受企業からオファーを受けることができ、より多くの選択肢を得ることができました。

売却を決めてから売却が完了するまでの期間は、約半年程度でした。この期間は、サイトキャッチャーさんとの打ち合わせや、譲受企業との交渉・契約手続きなども含みますので比較的短期間だったと思います。

満足しています。

トラブルや不満は一切ありませんでした。M&A仲介の経験が豊富な横山代表に細かい点まで配慮していただいたため、不安もありませんでした。

また、譲渡先企業の代表者との交渉もスムーズに進み、売却までの流れは非常にスムーズでした。

複数の候補企業から話をいただきましたが、譲渡を決定した企業の代表の方と話をした際に、「この代表者なら事業への想いも継承してくれるだろう」という安心感と、「もっと成長させてくれる」と頼もしく感じたからです。

また、譲渡先企業の代表の方が事業を成長させるために業界のことを詳しく知ろうとする姿勢が強く伝わってきたことも大きな理由です。

これらの理由から私たちの事業に対する想いが継承されると確信したため決定しました。

買手企業からは、収支（PL）に関することやサービス内容、商標などが中心となる質問がありました。また、譲渡後の受け入れ体制や、事業の継続に関する質問が多かったです。

交渉時には、PLなどの収支が解るものや、アクセス解析などのデータないしエビデンスは用意しておいた方がスムーズだと思います。

また、事業が属人化しないように、マニュアルや手順書などを用意しておくと先方にもイメージしてもらいやすいと思いました。これらの準備があったことで、交渉時にスムーズに進めることができました。

誠実さだと思います。また、相手企業に対して、自社の事業や想いを明確に伝え、相手企業との共通のメリットを探すことも重要だと感じました。

私たちは、社内のキャパシティや人材確保の課題が表面化した際に、自社でサービスを継続することに限界を感じていましたが、譲渡先企業が事業を継承してくれることで、事業を継続させ発展させてもらうことが期待できるようになりました。

また、事業譲渡によって、新たな事業に専念したり、別の事業を立ち上げることもできます。

私たちのように、新しいことにも積極的に挑戦する社風の当社にとって、事業譲渡は経営戦略の1つの選択肢としても魅力的を感じました。